あいさつ
インターネットに支えられた生活が定着してきた今日、私たちは情報過多という新しい問題に直面しています。情報は私たちにとって最も重要なものですが、多すぎる情報によって判断に迷い、必要以上に振り回されるようにもなりました。まるで入り江から外洋に出て荒波を進むように、変化の激しい時代が始まりました。
メディアと向き合うには目的意識や自律する力など、利用者自身の成長が欠かせません。目先の利便性に振り回されて、他人の為に自分の時間や学習(成長)の機会を失うような、受動的なネット利用から脱却しなければいけません。その為に必要な考え方やメディアの在り方を模索することが、情報教育の核になると考えています。
これからますます高度複雑化する社会において、今日得た知識が10年後も役立つ保証はありません。ですから、既存の社会のルールを覚えるだけではなく、変化を続ける社会に新しいルールを生み出せるメディア利用者が必要です。
弊社は、一人ひとりが当事者としてインターネットをはじめとするメディアについて理解し、自ら問題と向き合い乗り越えていく賢く情報を扱える消費者を育成することを目指しています。
代表 下田 太一